2009/10/30

アートパスの脚本


アートパス(※)の脚本を考えています。

なんだか、浅いなぁ・・と思い悩んでいるところです。



生きていくって、すごく色んなことを含んでいて、
1つのものごとに何重にも複雑な意味があるんだ
と思うのですが。

どうにも、そういう作品が作れません、書けません。
まだまだ自分が浅いからでしょうか?
経験がないから?
考えていないから?


※アートパス
12月初旬にある、芸大の学生主体の展覧会。
東京藝術大学取手校地で4日間行われる。

2009/10/04

観ました千秋楽

拍手の嵐でした〜。

コーストオブユートピアも今日で千秋楽、
初日に負けない良い席でした!
近くにトムストッパードさんや野田秀樹さんがいて、
上演中、私はちらっちら2人の反応をうかがっていました。
周りに有名人がいっぱい居ました。
私も有名人なんじゃないかと錯覚。笑


劇は初日よりもかなりスムーズに繋がっていて、
若手の役者さんにも成長が見えました。

ただ、スムーズに進みすぎて、
お客さんの理解が追いついていない場面もしばしば。


それにしても、とっても良くなっていたと思います。


この千秋楽を観ることで、
私の夏休みがやっと終わった感じです。

そうです、終わりました。
2009年夏が終わりました。
私の充電期間終わりました。
いじいじ悩む純子も捨てました。


東京芸術劇場に傘を忘れたのと、
今日車と衝突したことを除けば、
いろいろ上手くいってるので
こんな感じで頑張って行きたいなー。


あ〜忙しい忙しい!!!

2009/09/14

お客様があっての演劇

コースト・オブ・ユートピア、初日を見ました。

演劇にはお客が欠かせないということ、
「ナマ」の意味を
強く感じました。
お客さんの反応(主に笑い)が舞台をさらに盛りたてます。
お客がいて、初めて完成体となるのです。

10時間。
終わりに近付くにつれ、客席と舞台(役者)が
どんどん打ち解けていくのがわかりました。
10時間だからこそ生まれる空気感。

コースト・オブ・ユートピアは大成功だと思いました。

2009/09/12

最終日

終わりました。
2ヶ月、短かった。
いや、長かった。

いろいろな方面で勉強になりました。
いい体験をしました。
たくさんの人と出会いました。
素晴らしいプロ業を見ました。
極上の向上心に包まれた2ヶ月間でした。


明日は初日。
私はお客さんです。
ドキドキします。

2009/09/11

47日目、責任は役者へ

4時間程で、やっと全ての場あたりを終え、
第1部の通しをしました。
今日も、私の注目は
通し後の蜷川さんの言葉でした。

稽古場でやった時の通しでは、
「みんなよく復習したね。よく頑張ったね、おつかれ。」
というお褒めの言葉でした。
しかし、もう、本番前最後の通し。
優しくはありませんでした。

全ての役者を集め、
「ダメ出しが全然なおっていない」
イライラ。

それもそのはず。
通し前の集合では
「直したところは絶対よくなっているから」
と蜷川さん。
場あたりが終わった以上、
演出家として出来ることは全て終わったのです。

あとは、役者さんが今までのダメ出しを
意識的に改善することにかかっています。

46日目、主演への・・

明日は通しの予定ですが、
場あたりは、演技指導を交えながら、やはり少しずつ進みます。
美術さんや役者さんがこのペースで大丈夫か?と不安を抱いています。
(絵を描いていたらいろいろ聞こえてくるのです。)


今日驚いたのは、
主演の阿部さんに対するダメ出しがあったことです。
稽古が始まって2ヶ月、阿部さんに対して
ほとんど演技の注意はありませんでした。
しかし、ゲルツェンが息子に自分の著書を渡す際の長台詞で
「伝わってこない」
と、グサッとくるダメ出しです。
蜷川さんいわく

声が低すぎて、感動的ではない。
もっと息子に対する熱い想いが出たほうがいい。

とのこと。

やり直し、やり直し、やり直し。
普段注意を受けない主演に対するダメ出しに、私は戸惑いました。

明らかに高いレベルを目指す蜷川さん、
主演のプライドを傷付けないように言葉を選びつつ、
厳しい内容のダメ出し。
それらを無言で聞き、改善しようと演技を繰り返す阿部さん。
なんとも重々しい空気でした。

「歳を取ると、次の世代に想いを伝えたくなるものだ」
と、蜷川さんの日頃の実感(?)も聞き入れながら、
阿部さんはだんだんと
熱いゲルツェンに変わっていきました。
ただ、残念ですが、
このシーンに感動的な音楽をかけることになってしまいました。
求めている感動は、演技だけでは表しきれないという
蜷川さんの判断です。
ただし現時点では、です。
私は信じています。
本番が始まったある日、
蜷川さんがこのシーンから音楽を取ってしまうことを。

2009/09/08

45日目、空間を広げる

今日は演技指導というよりは
役者の動きや舞台美術の直しメインでした。

劇場入りして蜷川さんが頻繁に口にしている言葉は、
「広げよう」
です。
客席通路を多用したり
舞台の下段を効果的に使ったりして、
舞台空間を広げようという試みです。
特に、台詞の無い時の役者を下段に配置することで
会話している人物が引き立ちます。
そうやって視界の整理とボリューム調節が同時に進んでいます。


自分の絵のことを言いますと・・
水野さんの肖像画ですが、
髪型があまりにも違うので上から書き直しです。
明日の朝、早めに行って描きます。
にしても、今日つくづく思いました。
このような一流の舞台の美術に少しでも携われて、
私は幸福です。


スタッフさんが今日の休憩中、
グッタリしているのを目撃しました。
稽古の間は俊敏な動きでテキパキと妥協のないスタッフさん。
疲れはピークだと思います。
本当に、公演が成功することを切に願っています。