鼻がムズムズするのでマスクをして劇場に向かいました。
廊下には、台詞練習やアップをする役者さん。
スタッフさんは忙しそうに動いていて、
私が劇場に着いた頃には
音響さんの音量確認が行われていました。
舞台を両側からはさむ形の客席には、
ニナガワスタジオやネクストシアターの役者さん方が
続々と見学にやって来ます。
私もその中に紛れて席に着きました。
稽古は主に、転換の練習です。
照明・音響・衣装・美術さんの手順を
再確認しながら進めていきます。
役者さんも立ち位置や動き、長い通路での演技始めなど、
各自確認していきます。
蜷川さんが照明との兼ね合いを見て、
あるシーンの小道具をほとんど取り払う提案をしました。
すると演補・助やスタッフさんが
素早く転換の手順計画を立て直します。
そしてスタッフが動き回っている間、
蜷川さんは役者への演技指導をします。
劇場で演じる役者さんを見て、
私は今日、驚いたことがひとつあります。
役者さんの声についてです。
劇場で、聞こえやすい人とそうでない人が
ぱっかりと別れたのです。
おそらく過去に正式な発声練習を通過した人と
そうでない人との違いだと思います。
宝塚や劇団四季、
その他の劇団やニナガワスタジオの方々の声は、
広い空間に「響く」のです。
客席から聞いていると、全く声の質が違うのです。
声量よりも、質です。
私は改めて発声の大切さを知りました。

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