本日のブログは、稽古場で出た
具体的な演出法をまとめようと思います。
・動きは自分で思っているより大きく
これは特に今回の場合かもしれませんが、
映像出身や小劇場慣れした俳優はどうにも動きが小さくなりがちです。
背筋を張り、「目」の演技になった時に、蜷川さんは注意します。
「体全体で演技をする」ことが必要です。
これは私の予想なのですが、
蜷川さんはこの作品の長さも考慮にいれているのではないでしょうか・・?
確かに目を凝らし続けて9時間はもちません。
・登場人物の関係・構造を、視覚的に観客に見せる
例えばAとBがCの話題をしているとしたら、
AとBを舞台の両端に置いて、Cをそのまん中にもってきます。
ただでさえ入り組んだ人間関係なので、時には分かりやすく
関係図のように舞台上に登場人物を配置すると観客は助かります。
・役者への状況説明を大切にする
「当時のこの国では会話にジョークを織りまぜることが
知的さを示すことになる」
と、役者に説明。
・ダメ出し、理由、(目的)、方法。それでもだめだったら対策
若い女優の語尾の問題を取り上げると、
ダメ出し→「〜でぇ、」って言わない
理由→それは同世代の人間にしか通用しない言葉だから
目的→普遍的な舞台をつくりたい
方法→語尾ではなく強調すべき単語を強調しろ
それでも直らなかった場合、
対策→自分の意志を伝えようとすればいい
こうやって、究極のアドバイスに到達する蜷川さん。
(しかもだいたい同じところにたどり着きます。
筋が通っているから、すべてのダメ出しにブレがないのだと思います。)
今日のところはここら辺で・・・
明日はもっとちゃんとした文章書きます!!

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返信削除今日は、芸大の准教授で
返信削除今回の稽古見学のお話を結んでくださった
長谷部先生が稽古に来られました。
見学をする生徒2人のため、
稽古場にご挨拶に来てくださったのです。
蜷川さんが先生に「まじめな生徒だよ」。
それを聞いて少しほっとした私です。
稽古場では、なかなか気持ちも体も
緩めることができません。
「体がもたないよ」と、先生。
勇気づけていただきました。