研究室の合宿とはいえ2日間もお休みしたので、
1階へ行って場所取りする気がひけました。気弱な豊永です。
2日空けて変わったこと。
・観音開きの大きな扉のサイズが、2倍になっていました
(以前蜷川さんがスタッフさんにさらっと要求したことです。)
・舞台の上段が自由にスライドするようになっている
(もしかしたら以前からかもしれませんが、
今日動いているのを見てかなり驚きました。
ただ、昨日シルク・ドゥ・ソレイユ シアターを
観てしまっていたんですよね・・)
・役者、スタッフの絆が深まった?
(いつも役者側の席に座らせていただいてます。
この前より緊張がとけているような気がしました。
稽古中のオーディエンスの反応も、前よりくだけていると思いました。
おそらく今まで出ずっぱりだった4人姉妹の出番が止んだからじゃないでしょうか?)
今日は驚異的な速さで進みました。
戯曲でいうと約45ページ、シーンとしては8つ。
明日で第1部を全て終わらせようという計画なので、
舞台の転換を主に、作られていきました。
それでも役者の演技をなおざりにすることはありません。
長谷川さんや池内さんへの動き・台詞強弱などの注意が続きました。
面白くて稽古場が沸いたのは、
長谷川さんと紺野さんの愛のドギマギのシーンでした。
おそらく今日初めてやったシーンだったのですが、
かなり動きを準備していたのではないでしょうか。
サーカスの道化のシーンみたいな面白さがありました。
短いつなぎのシーンですが、
成功したら、そうとう楽しいシーンだと思います。
戯曲の中に
「カオス、過剰、そして、無慈悲」
という熱烈な台詞があります。
池内さん演じるベリンスキーが
声を荒立てて罵倒するシーンです。
蜷川さんはこの役のこの台詞に、自分を重ねているようです。
「きっと闘争心で目がギラギラしているんだ」というアドバイスからは、
蜷川さんの普段の眼差しがうかがえました。
この役に自分自身の人生を見ているのではないでしょうか?
稽古の後半、役者の演技がまだまだだ!と
悔しがっている蜷川さんがいました。
(あるレベルを超えてからの話ですが)
「あ〜悔しい!」
「おれの野心!!」
本当に演技の上手い役者によって、
今の世にあるスター制度をぶちこわす、
というのが蜷川さんの野心だそうです。
本物を観せよう、本当の舞台を作ろう、という固い意志です。
その為には今の演技レベルではダメなのだ、と。
この戯曲でもそうですが、
野心ある者が既存の制度を変えていきます。
これは時代もお国も関係なく言えることです。
「ギラギラした闘争の目」を持った人間が
勇気をふりしぼって挑む姿は、今も昔も変わらないことなのだと思います。
あ〜、あたしも革命家になりたいっ!!!

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