2009/06/09

出産




子供を産みたいと思った。たくさん。

今日、大学の生物学の授業で、DNAについて学んだ。
DNA、またの名をデオキシリボ核酸。
ミクロの世界の遺伝子地図によって、
私たちの体が形作られている。

感動して泣きそうだった。
高校の生物の時間に習った事のおさらいだったけれど、
思い出す度にわくわくする分野だなぁ。

生命が、次の生命を生み出す・・
いくら生物学的に解明されても、神秘を感じて心ときめいてしまう。
それに対して、芸術家が作品を作るって、いったいなんなのだろうか。(ついつい・・)

古来からオスは、可哀相なことに、
出産を実感できない。
産みの苦しみとは良く言いうけれど、
お腹が膨らんで、中で子供が動いて、激しい痛みと共に出産する。
メスは嫌というほど生命の誕生を体感する。
これは私の予想だけど
出産を経験した女の人は、
その時点で生命に失望するのではないだろうか?
だって、考えてみても、自分のような何でも無い人間が、
世の中で一番重いとされる「命」を作ってしまうのだから。
恐ろしいことだ。
人間の発生も、生命の進化も、神様の仕業にしておきたい。
「神秘」と呼んで、運命とかたましいを信じたい。


「ロマン」は出産を体験できない男にこそあるものだ
と、考えたことがある。

だから、「男のロマン」はあっても、
「女のロマン」はない。
女は初経が来ると、
自分が子供を産める身体だということを自覚する。
それはそれは、男の射精とは比べ物にならないくらい、
ドロドロした赤い血液。
しかも、その血は毎月定期的にやってくる。

女が安定や家庭を望むのも、
将来自分の赤ちゃんの家となる子宮を持っている実感が
関係しているんじゃないだろうか。
命は作り出せるモノで、キラキラした光ではなくて、
それを守っていくのは自分たちである、と。

だから、女は早い段階でロマンを口にしなくなる。
一方男は歳をとっても「これは男のロマンだ!」と夢を見続ける。


↑これ、全くの私の持論だけれど・・・いかがだろうか?

注)
男のロマンを否定しているわけではありません。
でも征服者や社長に男性が多いのも
夢を掴み取るまで追い続けるという点で、
「男のロマン」が少なからず関係しているのではないかと思う。


結婚


見合い結婚
 ↓
恋愛結婚
 ↓
婚活

結婚活動・・略して婚活!
これが今、想像以上に広まっているもよう。
ただの流行り言葉かと思いきや、
婚活が結婚の主流になるかもしれないと、
テレビでおじさんが真面目な顔して言ってた。

結婚って何なんだ?
時代によって、人によって、認識も違うんだろうなぁ。

私は、神聖なものだと思っていました。
とても重々しいものかと。
う〜ん・・・結婚が、っていうより、挙式のイメージを引きずってるのかも。
結婚式って、ありえないくらい人生を懸けてお送りする演劇だと思う。(あとお葬式も。)
観客参加型演劇。

演劇だけど、主演の2人が役者未経験でも十分見れるものになっている。
これは偽りなき愛があるからに違いない。
・2人の愛(これがテーマ)
・両親への愛(ドラマティックな演出付き)
・友情(主役を盛り立てる為にどんなことでもする)
嘘がないから感動するし、本気で幸せになって欲しいと観客は思う。
普段観劇する際は身構える人でも、心からの拍手を送ることが出来る。
これほどまで観客を引き寄せるデキた演劇は、他にない。

・・・と、思ったのだが。
観客が結局身内なんだな。
全く関係ない人がやはり演劇を観るような目で鑑賞したら、
さっき述べた結婚式の引力も消滅するんだろうな。
うん、残念だ。

決めてはこれかな?
観客がフィクションとして観るか、ノンフィクションとして観るか。
忌野清志郎のお葬式で竹中直人の演技みたいな涙を見てしまったら、
感動半減、感情移入もしづらくなる。


なんだかいろいろ訳の分からぬ方向に話が飛んでったけど、
結論としては
人生で一度、主演をやってみたいものです。。


2009/06/08

考えるノート


「考えるノート⑦」表です。


裏です。


私がいつも持ち歩いている、覗いてはいけないノート、第7弾。
大学入って2年と2ヶ月。7冊目までいきました。
落書きとか思った事を気ままに書いてる。
恥ずかしくて捨てちゃいたいと何度も思ったけど、
1冊も捨てずに保管してます。
見られたら泣くと思います。
(大したこと書いてないんだけどなー)

どっちかというと、思い出にしがみつくタイプだと思います。
だから実家には、もっといろいろ残してます。

例えば、小学校の時に書いた漫画の数々・・
絵は、思いっきり手塚治虫のパクリでした。
なんか説教くさいところ(環境問題、人種差別、人間関係)も、手塚治虫。

『妖怪辞典』
(ホラーが好きだった。男だと思っていた幽霊が、最終話でじつは女であることが発覚する)
『セーパームーン』
(びっくりするくらい、はしたない)
『電気少女』
(家庭の事情で心に傷を負い、電流を出せるようになった女の子の話)

あと、姉の結婚を予言したかのような漫画も書いてます(笑


捨てないものの、完璧封印です。
あの頃、よくぞあのような漫画を友達に見せてたな、と思う。
好きだったんだろうなー、
「何かを作って、人に見せる」ってことが。
おや?これって
芸術家の基本?