今日、大学の生物学の授業で、DNAについて学んだ。
DNA、またの名をデオキシリボ核酸。
ミクロの世界の遺伝子地図によって、
私たちの体が形作られている。
感動して泣きそうだった。
高校の生物の時間に習った事のおさらいだったけれど、
思い出す度にわくわくする分野だなぁ。
生命が、次の生命を生み出す・・
いくら生物学的に解明されても、神秘を感じて心ときめいてしまう。
それに対して、芸術家が作品を作るって、いったいなんなのだろうか。(ついつい・・)
古来からオスは、可哀相なことに、
出産を実感できない。
産みの苦しみとは良く言いうけれど、
お腹が膨らんで、中で子供が動いて、激しい痛みと共に出産する。
メスは嫌というほど生命の誕生を体感する。
これは私の予想だけど
出産を経験した女の人は、
その時点で生命に失望するのではないだろうか?
だって、考えてみても、自分のような何でも無い人間が、
世の中で一番重いとされる「命」を作ってしまうのだから。
恐ろしいことだ。
人間の発生も、生命の進化も、神様の仕業にしておきたい。
「神秘」と呼んで、運命とかたましいを信じたい。
「ロマン」は出産を体験できない男にこそあるものだ
と、考えたことがある。
だから、「男のロマン」はあっても、
「女のロマン」はない。
女は初経が来ると、
自分が子供を産める身体だということを自覚する。
それはそれは、男の射精とは比べ物にならないくらい、
ドロドロした赤い血液。
しかも、その血は毎月定期的にやってくる。
女が安定や家庭を望むのも、
将来自分の赤ちゃんの家となる子宮を持っている実感が
関係しているんじゃないだろうか。
命は作り出せるモノで、キラキラした光ではなくて、
それを守っていくのは自分たちである、と。
だから、女は早い段階でロマンを口にしなくなる。
一方男は歳をとっても「これは男のロマンだ!」と夢を見続ける。
↑これ、全くの私の持論だけれど・・・いかがだろうか?
注)
男のロマンを否定しているわけではありません。
でも征服者や社長に男性が多いのも
夢を掴み取るまで追い続けるという点で、
「男のロマン」が少なからず関係しているのではないかと思う。