2010/12/26

500円

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500円てのは

昨日三宅島の募金募ってる人に
渡したお金。
だってあんな身体縮こまらせて近寄ってくるんだもん。
頭おかしいのかと思って見たら目が合ったんだよ。
そんなん。

あれ?三宅島だっけ?
そんなん。


そんな不幸で幸せな500円玉。

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はばばばば

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あー、やめたやめた。
って何を?

なんでも。

なんでもいいから。


悪くなる勇気があればいいのに。

中途半端に優しい。
所詮500円の優しさ。
しかもその500円後悔するような優しさ。


いちばん終わってるのは私。


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2010/12/24

クリスマスだ

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夜道

しゃんしゃんしゃんと聞こえてきたよ

立ち止まって待ってたら、
電灯を付けた自転車の
摩擦の音でした。


一瞬のメルヘンをありがとう。

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2010/11/27

ペンを持って考えよう

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早稲田での『うそ・ほんと』公演、
事前審査会、
慶應での公演。

11月は立て続けに作品発表の機会があった。


とにかく手を足を動かした。

ある人や集団と共に考え制作したり
公演を機に新たな出会いをしたり
出して出して出して
観てもらって観てもらって観てもらって
意見をたくさんいただいて・・・・
4年生の11月という時期をこんな風に過ごせたというのは
とても幸せなことだ。ありがとうございます。


身体は、十分休まった。
そして進路を決断しなければならない時期が近付いてきた。

ここいらで本気で考えなければ。
93パーセント、心の中で進路は決まっているのだが、
まだふわふわしていて言葉になってないばっかりに
結果、あとの7パーセントが
コメカミ辺りをうろうろしてる。

経験上、迷いのある状態で大きな岐路を迎えてはならない。


ふわふわと何色かはっきりしない者は成功しない。






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2010/11/20

『うそ・ほんと』イザワ、慶應バージョン




慶応義塾大学に、軽トラにて、
黒板と演壇と横断幕を運び込む。



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運転



トラックのりまわす。

前の車、あやしいなあ。

写り込んでるのは、スカイツリーだなあ。


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2010/11/18

『殺人・傷害・暴行・放火等 審理・判決』




16日は講評会、
18日は撮影。

観に来ていただいた方々、ありがとうございます。
講評くださった先生方、ありがとうございます。



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海へ

2010/11/06

イザワくんが・・・怪我!!

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今日は早稲田祭初日。
私たちの公演はないけど、
ビラ配り&練習をしに、早稲田に行った。

いやあ、大賑わいですね!さすが早稲田!

いやあ、それよりも大変なことが。。



イザワくんが練習中に怪我してしまった。。。

これはわたし、演出家の責任だと思う。
安全性を確かめたうえでパフォーマーを動かすべきだと、
身をもって実感しました。



演出、がらりと変わります。

伊澤くんの動きを94パーセントカット!!



よおし、不幸も味方につけた、
最強のパフォーマンスをつくるのである!




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2010/11/02

早稲田と慶應で・・・




わたしと同じ学科3年生の伊澤秀幸くんと共に、
早稲田大学と慶應義塾大学の学祭にてパフォーマンスを行います。
フランクフルト食べつつ、いかがでしょう?


早稲田…11/7(日) 13:00, 15:00
早稲田キャンパス10号館307教室にて

慶應……11/21(日) 23(火) 14:00
三田キャンパス西校舎地下1階にて


『こんにちは。ぼく、イザワと申します。
ぼくが中学生の頃に書いたトライやる報告作文を披露します。
作文を読みつつ、ぼくはぼくを超えた何者かになりたいのです。
歴史的瞬間に、どうぞお立ち会いください。イザワ』


※演出の都合上、会場にて豊永を見かけても
 お声掛けなさらぬようお願い致します。


みなさまのお越しを心からお待ちしております。
どうぞよろしくお願いします。



先端芸術表現科 学部4年
豊永純子
junko.toyonaga(あっと)gmail.com

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2010/10/16

鳩も朝マック

呆然とする

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あたしはなんも分かっちゃいない。

そんなことを今さら実感して、

焦ると共に

悲しさがこみあげ

もっと前が見えなくなった。

足元どころか手元すら見えない

自分がいまどこにいるのか

なにをすべきなのか

そんなものあたしに見えるはずなかったのだ。


あたしにはなにもみえてない。



芸術どころではない、

療養リハビリが必要な次元かもしれない。








自分では回復できないところまで来ているかもしれない。

助けて、
だれか助けて・・・



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2010/10/13

「ゆめから覚めた」





実際に起こった
とてもすてきなことを
なんでわたしは
ゆめ
だっていってしまうんだろう。


そんなことをしてるうちに
目を背けたくなることばかりが
げんじつ
に残ってしまって。


でもやっぱり
いつの間にかわたしの口から
ゆめから覚めた
って言葉が出ちゃう。


ええい、
もう勝手にしろい。

2010/09/12

鳥取砂丘



なにか
小石が飛んできて
頭にこつんと当たったなら、
それがどんなに小さなものであれ
今までの良き経過を
真っ暗にしてしまう。
不思議よのう。



また


それが小さな
リボンであることに気付けば
忽ち
思い出を微笑ましく眺める

こんな時の人間は
あっぱれおめでたいのである。



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2010/09/10

どうした私?




今日の最後の教習中
何度もぐっときて
何度もそれを堪えて
頑張ったんだけど
一度、返事する声が震えてしまった
教官はそれを、きっと、知ってて
ま、そういう日もあるさ
ってひとこと言ってくれた

車から出てさあ送りの車を待とうとする時に
友達が
どうしたの?
って、一目でわたしの疲れを察知して
ジュース買いに行く?
って。
優しい、優しい、優しい、
優しい、優しい、優しい。

泊まってるホテルの前で
車から降ろしてもらった直後
もう堪えきれない
堪えきれなかった
ぶわっとふきだして


キッカケはなかった
理由が分からない
だけれど
自分の
怠惰だとか
泥のような汚さとか
染みついたよごれ
孤独
ま、そんなところでしょ。
くだらない。


みんなはあんなに綺麗なのに
わたしはこんなにくだらない。

錆びついた機械が誤作動を繰り返す

パンクしたタイヤに慣れてしまった




涙がようやく止まったので
やっと息ができるようになった

息ができるようになったので
私は少し、
ベッドに横になって
音が光が消えるのを
待つ。

2010/09/09

やらなければならないことのみきわめ




こんなにも、ひとりであることが平気な夜は初めてだ。

しばらく自動車の教習でいっぱいいっぱいだったけれど、
そろそろ卒展のことも本格的に進めていかなければ。
作品形態を悩んでいた事前審査展。
でもそれも、最終的に自分が納得できるものを披露するのみ。
よおし、
ボディービルダーの荒川さんの人生訓を
いまいちど頭の中で繰り返す。
目標をかかげ、それに向かっていかに厳しく、
自分を制していくか。
その積み重ねできっと、道が開ける。

そして車の運転のように、
道の先の方を見据えて
目標にまっすぐ向かえているか逐一確認しながら
確実に、進んでいこう。

2010/09/07

ひとり反省会

電気の消えたコインランドリーの外、
雨で湿ったベンチに座りながら
今日のことをふりかえる。
真夜中、
起きているのは虫と川と雨と風と私。
人間は私だけ。
だから私が虫も川も雨も風も独り占め。

ああ、今日はやり過ぎたかもしれない。
わたしのくだらない弾丸を発砲してしまった。

忘れたころに雨粒。
はげましてくれてるのか?
いや、雨はなにも語らないし、
どんな小さな考えも頭に浮かばない。
ぱちん、と地面を弾くだけ。


赤信号の点滅
黄信号の点滅
歩行者専用標識
交差点内の矢印

あ、知ってる。
最近習ったばかり。
いま勉強中の事事。


結納
ひもおろし

が、ゆらゆら。
ゆらゆらゆれてるゆられてる。


うん、
楽しかったから万事良し!と
結局自分を納得させよう、
そして私もこの虫たちに
オヤスミを告げよう。

2010/08/17

落語・音楽劇・歌舞伎




上野広小路亭にて、落語を観ました。

バナナン1本の栄養のみで、
12:00から16:00まで
のべ4時間。


面白かったなあ。
親、連れて行ってあげたいなあ。



あ。先日、蜷川さん演出
音楽劇『ガラスの仮面』観ました。


いやはや、蜷川さんにしてやられた!

というのも、
劇中、マヤが「アカデミー助演女優賞」を受賞するシーン。
司会者が「北島マヤ!」と名前を読み上げた瞬間、
わたし、拍手しちゃったんです!!!

劇中のことなのに!
「マヤちゃんよくやった!」って涙して、
知らない間に、手が動いてたんです!

すぐに「わ!わたし今、拍手した?!」って気付いて、
自分がそれほどまでこの劇にのめり込んでいたのか、と
驚き、気持ちよくもあり、こっ恥ずかしくもあり・・・。


この前のコクーン歌舞伎も、そうでした。
主人公の、可愛らしい子ども達が打ち首の刑にされる瞬間。
「やめて!もう、お願いだから、子ども達だけは!やめて!!!」
って心の中で叫びながら、ボロボロボロボロ、涙が止まらなかったわたし。


内容に没頭できる劇を観たあとって、
ほんと気分良いです。スッキリ爽快。
それが愉快なものであれ、残虐なものであれ。




あああ。

たまたまさいきん、心を射られる感劇が続いたのか。
それともわたし自身が親身で良い観客となったのか。

2010/08/15

張り紙と考え


わたしの「演劇人になれますように」
幼稚園児の「プリキュアになれますように」

どちらの可能性が高いか?






ソクラテスは「徳とは知である」と説いた。
この公衆トイレの禁煙ポスターは、
ソクラテス信者によってつくられたのであろう。


2010/07/31

祝われ報告2



南千住のおうちで友人が作ってくれた!

この手作り感が何ともいえない。

カリカリのほしも美味しかった!ありがとう!


祝われ報告




7月26日、一足お先に祝ってもらいましたー!
サプライズ(涙)うれしや!!!


2010/07/10

Wipっぷ

 
今回の作品は、
いろんなひとに相談のってもらって、
たくさんのひとに観てもらった。

やっぱり自分の作品には
なかなか客観的になれないです。
だから他人の視点が随時必要です。


演説の練習、しなきゃね。
あそこが一番の見せ場だから。

よし来い、ヒトラー。




うう、それにしても金曜日はバイトでヘトヘト。
めんたまぐりぐり。
おててしわしわ。

今日お客さんに渡された連絡先、どうしよう。
とりあえず持っとこう。


・・お。
一週間前の傷口が、やっと完全に閉じた。
洗剤使ってもしみませんね。



2010/07/07

ゆりかご


たくさんの人に支えられているなぁ、と思います。
わたしはぬくぬく、温めてもらってここまできました。

最近ほんとうに、それを感じます。

周りの皆から心配されて、
応援されて、
気遣ってもらって。
微笑みながら、
いくつもの優しい目が
わたしを見守ってくれてる。


わたしの人生ハピラキだ。
ハッピーラッキーです!


◎ツイッターとか、
 ミクシーとか、
 いろいろネット上で自分の意見を
 言う場はあるけれど、
 やっぱりわたしはここ、
 ブログ(わたしの家)が一番良いです。
 その他はさほど読みたくない人も見てしまうから、
 迷惑かけちゃうし、
 見せびらかし感が否めない


2010/07/06

眠れない

蒸し暑い。汗が止まらない。
湿度100%の部屋。


眠れません。
いろいろ考えてしまって。
いろいろ、いろいろと。

バイトで洗っていたグラスが割れ、刺さった。
昨日、毛細血管らしき糸が、中から出てきた。


私が間違えていまこうなっているのだとしたら、
いつ頃間違えたんだろう?
足を踏み外したんだろう?


そらまあ、こんなこと考えていたら眠れないわな。

さっき、米を研ぎました。
炊飯器の予約をしたので、明日の朝7時には炊きあがります。
朝、ほかほかのご飯を食べられると思ったら、
思ったら・・・・・
寝てられないですね。

カナブンらしきものを、殺しました。
わたしはこの熱さでも、虫がはいらないよう、
また、雨が降り込まぬよう、
全ての窓を閉めてるのですが。
同じ部屋の友達がドアを開け放っているらしく、
虫がはいってきました。

なので、演劇のチラシをまるく丸めて、
叩き殺しました。一撃でした。


あ〜。
いまから外出ようかな。
通り魔に遭わないかな、と、ひそかな期待。


ん、貨物列車の音。
ごんごんごん、がんがんがん。
わたしがさっき殺した虫殿の、
魂と呼べるか分からないくらいちっぽけで儚い命が、
運ばれて、どこか知らない場所に、
新しい世界へ行く。どんどここ。

そうだ、
この前やっと、劇団鹿殺しを観た。
よかったのです。
泣いてしまった。
うん、つかこうへいとか、唐十郎とか、
維新派とがが好きな集団なんだろうな。

望郷もの、いいですね。
わたしも好きです。

故郷って、
自分の出生地ってだけじゃなくて、
おじいちゃんの血液とか、
ミジンコ時代とか。
地球の誕生、宇宙の誕生。
すべての誕生の起源。
そんな果てしなく遠い昔の記憶も、
故郷になりうるし、
望郷されるべきものだと思う。

そんな記憶あるか、っつーの。
と、自分でボケてつっこむ、
関西の女、深夜4時。


パソコンうるさい。
世の中で一番パソコンがうるさい。


おやすみなさい。

2010/06/30

放心


悩ましいWip展の作品。

良い試合だったけど日本が負けて。

人間性を否定されて。

今日もまた手に傷が増えて。

そしてこの雨。



じわっと汗が出てくる。


今すぐ解放されたい。




土砂降りだったらまだよかったのに。

2010/06/28

背中を階段で降りたので痛い


間違えた。

階段を、背中で降りました。
足を踏み外して、滑り落ちました。
しばらく痛すぎて動けなくなり、
痛みに併発されて悲しさがこみ上げてきて
ひとりで号泣していました。

自分の冷たさとか、
人間のどうしようもなさとか、
そんなものを目の当たりにしても近頃は堪えていたのに、
あまりの痛さにそれらが溢れて、止まらなくなった。



ちょっとパンツみえてる。


2010/06/26

心が潰れそうな夜


人間、
生き物、
世界、
物体、
思想、
物事、


全てが螺旋階段を登っているのだと、信じたい。


2010/06/25

『庭』終りました


シアターノーチラスの『庭』
12日のひつじ座劇場に次いで、
AKIBA DRESS HALL での公演も終りました。

観に来てくださった皆様、
今回は都合があわなくて残念だった皆様、
たくさんアドバイスをくれた友達、先輩、
率直な感想をくれた方、
応援してくれた家族、
劇場運営のスタッフさま、
そして共に舞台を作っていった仲間たち。

感謝しています。
大好きです。



記念写真ちゃん
※本人に許可とってないので顔をぼかしてます


左から 小熊カンナさん(看護士)、猫多ゆかりさん(智子)
    わたし(加奈)、宮城範子さん(吉岡)



まん中は作・演出の今村さん


次はいよいよ卒展一次審査の『Wip展』!
さっきスケジュールを作って部屋に貼りました。
あと2週間と少し・・・
おもしろいの作るぞ!


2010/06/19

膝、日本、・・・









今日ものすごく派手にこけて、
両ひざをすりむきました。


サッカーの試合で、日本が
1−0でオランダに負けました。





・・・何かを書こうと思っていたのに、
本当に忘れてしまいました。

最近、というか生まれてからずっと、
わたしは物忘れがひどく、
人の話を聞いていない時が多いのです。

中学の時も、
陸上部のキャプテンで、
顧問の先生から「本日のメニュー」を聞いても・・
聞いてないんです、わたし。
いつももう一人のキャプテンに後で教えてもらってました。

返事だけはいっちょまえ。
聞く姿勢はとっているのですが、
どうしても聞けない。

バイトでもよく注意されます。
「なんでさっき自分で返事したのに、ちゃんとやらないんだ?」
って言われて、
「聞いてない・・・」「聞こえてない・・・」
ってことが何度かありました。


最近、これって病気なんじゃないかと思い始めているのです。
だって演劇の台詞は覚えられるんだから、
頭が特別悪いわけではないと思うんですよね。

聴覚神経と脳との繋がりに
なにかしらの障害があるのではないでしょうか。

わたしこのまま出来ない社会人になるんじゃないかと
それが心配で心配で・・・


ま、今日の③つ目のお話を忘れてしまった、
という出発点から、
またもや自分自身を追い込むはめになりました。



明日は舞台をふたつ観に行きます。
どちらも楽しみです。
聞き漏れならぬ「観漏れ」がないようにしたいです。

2010/06/17

顔が。


蚊に刺され、
右目のまぶたが赤く腫れ、
右顎が膨らみ、
顔が歪んでしまいました。


こうやって、人相というものは変化していくのでしょうか。






今日、恐ろしいことを聞いてしまいました。
人間ないし全ての生物の進化についてです。

進化とは、その時代・場所に適応して
新たな体の仕組みが出来たり
不要な部分が淘汰されていくこと・・・
そう思っていました。

しかし、本当のところは
紫外線によってDNAが変異し、
その中でより自然界で上手く生活できた種が
生き残る、というメカニズムらしいのです。


なんだか、上手く言いあらわせないけれど、
すごく根本的なものを否定されたような気持ちです。。


2010/06/15

自分を投影している



家から見える未完成のスカイツリー



一昨日、バイト中に
同じバイトの男の人の話題が上がりました。
「彼は好青年だ」ってある板前さんが言ってて、
まあ私も好青年だとは思ったのですが、
なんだかその男の人がいつも笑顔すぎることがひっかかって、

「いや、きっと私たちのこと豆くらいにしか思ってないですよ」

と言いました。
すると板前さんが

「そう思ってるのは自分でしょ」

・・・と。



そして昨日、ゼミの発表にて。
わたしの番。
ロラン・バルトの『表徴の帝国』。

「バルトは日本人のことを滑稽に思っている」

と発言したら、
先生が

「いや、そう思ってるのは自分でしょ」

・・・と。
文章中にバルトは一言も「滑稽」だとは述べてないから、
日本人を「滑稽」だというのはわたし自身の意見である、と。




わたしはあらゆるものに自分を投影し過ぎているのでしょうか。

自分じゃない人や物の考えていることを
想像するんだ
感情移入するんだ
と言いながら、
結局自分に囚われて
自分の意見をその人や物になすりつけているなんて。。。

ああ、
きっとわたしは、
自分の考えが絶対的だとでも思ってるんじゃなかろうか。

おそろしや。




このままいくと、パンダとか毛虫にまで
わたしの投影癖が。

みんな、
わたしを投影される前に、
わたしから逃げて下さい。


2010/06/14

いや、やっぱショックやわ・・


昨日、というか一昨日。
舞台に出演しました。
シアターノーチラス『庭』
30分の会話劇。

たくさんのお知り合いが来てくれた!
ほんっっとうに感謝です!
だって
わざわざ予定空けて、
阿佐ヶ谷まで足運んで、
お金払ってまで観にきてくれるんだもの!

お客さんがいないとやっぱり演劇は成り立たない。
だからお客さんひとりひとりに感謝して、大切にしたいです。



本番!いっぱつ勝負!

私の前の劇団がコメディーだったにも関わらず、
お客さんはじっと、
息を止めているんじゃないかってぐらいの集中力で
観てくれました。

そのおかげでやってる私もとても集中し、
(まあ頭の中ではいろいろ考えていたのですが。。)
相手役をそこに居る実在の人間だと思えたし、
台詞に素直に反応したり動揺したりできました。


とってもおもしろかった!!!


本当に、やりながら幸せを噛み締めていました!



劇を観にきてくれた知人友人からも
いくつかお褒めの言葉をいただき、
やっほほーーい!
ってなってたわけです。




あんまり気にしてなかったけれど、
このイベント、
お客さんの投票があるらしくて。
それで1位を決めるらしくて。

お客さんもじっと
私たちの劇の雰囲気を
共有してくれていたように感じたから・・
こりゃいけるんじゃないか、と
こりゃ1位とかとっちゃうんではないかと







・・・いや、ショックです思ったより。

コメディー好き人口が多いから、とか
今回の客層がたまたまさぁ・・・、とか

言いたいけど言いたくない。


うん、
素直に負けたんだと思う。
もしコメディー好きが多くて票が寄ったのだとしても、
そのお客さんの心を強力な引力でひっぱちゃうぐらいの
力を、私たちが持っていたら。

ジャンルを超えて
人のこころをつかみたい。

やっぱりわたし、
1位じゃなかったら悔しいです。
悔しいです、とっても。
悔しい
悔しい
悔しい



ああもう泣きそう。



23日の秋葉原の公演。
アキバを激震させてやる!
でもどうやったらいいんだろう〜?
わからない。涙



2010/06/05

役作り


ずっと役のことを考えてる。


わたしが観客に伝えるべき感情は、

焦り
困惑
戸惑い
怒り
悲しみ


今これらの感情を
「わめく」ことでしか表現できていない。

きっとそれ以外の方法があるはずなのに・・・


悩み抜いたら答えが出るのかな?



2010/06/04

共同生活

毎晩、家に帰ったら友達が居ます。

たまぁ〜にイラっとすることもあるけど(笑)
やっぱり楽しい。

5人のルームシェアから2ヶ月経ち、
だんだん心が通ってきて、
すこしずつ家族化してきました。
というのも、私が明らかに邪険な態度をとるようになった(笑)

何か聞かれても

「ああ。」

「ん。」

とかで済ませたり。
声色も変わってきました。
私たぶん、地声がけっこう低い。


家族化。



家族って、一緒に住んでるから家族らしくなるのかな。
家族としての自覚が芽生えてくる。





昨日寺島しのぶ主演の映画
『ヴァイブレータ』
を観ました。
よかったです。

人間の関係、男と女の関係、
いろいろ共感できるところがありました。

最後の別れのあっけなさとか、
なんとなく感慨深くなってしまった。。



最近たくさんの方と出会いがあって。
出会いがあるぶん別れも訪れるのだろうと
覚悟はしているのですが。
やっぱり恐いです。
あっけなく「あたりまえ」が終る時がやってくる。

こわいです。


助けて欲しくて、
助けが欲しくて、
また新たな出会いを求め関係を結ぶ日々。
それがいつか
また



2010/05/17

加奈になります!


6月の舞台の出演が決まりました!

「シアターノーチラス」という劇団の短編作品に出演します!!

昨日ワークショップオーディション(?)に参加して、
今日、主宰の方からメールをいただきました。

メールって、ただの記号の羅列なのに
みごとに一瞬で人の気持ちを変えてしまいますね。。
・・っていう話は置いといて、


出演したい劇団で、
参加したい本で、
やりたい役をできるなんて!
興奮。
感激。
感謝!


シアターノーチラスの演劇を以前拝見しました。

「ああ。私がいま役者としてやりたい演技を
 この劇団がやっている!」

とおもいました。


演じるということに真摯に向き合おうとしていて、
真面目で、
まっすぐだと思いました。
(そのぶん役者の負担は大きい)
ちょうど、演技を勉強したいわたし。
どうしてもここの演出家さんに
役者としてしごかれたかったのです!
さらに、その公演に素敵な役者さんをひとり発見しました。
残念ながら、
今回わたしが出る作品には出演されないそうですが、
ぜひその方のそばに行きたい!
とか思いました。


6月12日と23日です。


早々と台詞覚え、
演技にまっこうから戦いを挑みたい!



前回のムサビといい、今回のノーチラスといい、
よい出会いに恵まれて私はしあわせです。



キラキラ日記終了。


2010/05/13

オススメの漫画




最近いちおしの漫画です。

村生ミオ
『ラブアタック5対1』

ちょいエロ少年漫画です。


もう、話の展開といい、
いみのわからない擬音語擬態語といい、
主人公の動き、心の葛藤・・・
傑作です。
今までこの漫画を知らなかった私の人生はなんだったのだろう
とか言っても過言ではありません(?)

付き合った女の子が実は5つ子で、
5人から一斉にラブアタックされるし
見分けがつかないし大変!という内容です。



わたし、この漫画のようなノリで
作品制作を進めていけたらいいのではないか、
なんて考えてしまいました。


2010/05/12

やんわりきびしい五月の朝・・





最近、妙にわくわくする日が続いています。

「やだなあ」
「めんどくさいなあ」

と思う事が減ったように思います。

ラクに、アンニュイに生活しています。


・・・それってどうなんだろう?
良いことなのかなあ?


あ、良いことと言えば、
いつの間にか周りの人(初対面含む)と
気負わずに(?)共に時間を過ごせるようになりました。
ほんとうに、いつのまにか。

人の前で感情をあらわにして
不機嫌になったり、
はしゃいだり、
大声だしたりするのは
恥ずかしいことだと思っていました。
なるべくクールに生きようと思ってたんですけどね。

でも最近、そういうことへの羞恥心が
少しほぐれたのかもしれない。
わたし、人前でぼーっとできるよ!

進化なのか、退化なのか。。


きっと、すし(居酒)屋かな。
すし屋でアルバイト始めたからかな。
もう7ヶ月になるけど。
居酒屋って、人が多くて、
・・人が多いけど、店員からしたらみんな他人ではなくて・・・
だから渋谷の交差点のように油断できない。

誰でもスッとわたしの領域に踏み込むことができるし
わたしもその逆のことができる。

「愛想を売るべき他人が大勢いる空間」

これに、わたしは心労していたんです、
アルバイト始めたばっかりの時は。

でも今は、いつのまにか平気になって、
微妙な他人への身のこなしが上手くなったと思うんです。



あ、じゃあ、良くないことかも。
最近人付き合いがラクになったというのは、
「他人への身のこなし」を応用して
全ての知人にあてはめているのかも。

知人と他人だったら、なんだか位が違うもんね。

2010/03/29

もうすぐ4月だってのに、雪が舞いました


いろいろなおもいが
ふくざつにこうさして


自信、ザザーーン

不安、ザザザーン

勇気、ザザザザーーン

迷い、ザザザザ・・・

信頼、ザザザーーー

憤り、ザッザーーーン

慈しみ、ザオーン




ああ、誰かを喜ばせたいなあ




2010/01/30

地獄、煉獄、天国

地獄

現世で悪事をはたらき
その悪事を悔いなかった者は、
死後地獄に落ち
永遠に苦しみ続ける。

煉獄

死ぬ前に
神(キリスト)に謝罪した者は
煉獄に行き、
罪を償うことができる。

天国

善行をし
神(キリスト)への信仰が深い者は
天国に行き
聖人・天使となる。


『ダンテ神曲』を読み終えて。


去年12月。
フェスティバル/トーキョーでロメオさん作演出の
『神曲』を観た。
ダンテの神曲からインスピレーションを受けて
ロメオさんが三部作で作り上げた
ズシリと重たい舞台作品。

わたしは神曲を読まずに
舞台を観劇したのだが、
とてもよかった。

いつかダンテの『神曲』を読もう、と思いつつ
1ヶ月が過ぎ、
古本屋で
『ダンテ神曲』
を手にとる。

漫画だ。

著書は
キューティーハニーなどを生み出した
永井豪さん。

漫画を読みたい気分だったので
上下巻2冊を購入。

永井豪の後書きに
幼少時代から何度も読んだ、わたしなりの『ダンテ神曲』を描いた
というような事が書かれていた。

たしかロメオさんも
「わたしなりの」
と言っていた。

多くの作家が影響を受け作品化したくなる
噂のダンテ作『神曲』を
わたしも読んでみたくなった。
読まなければいけない気がした。


崇めるべき神を「イエスキリスト」のみに限定している点には
世界中多くの人が不服だろうが、
ダンテの「罪」の定義は
かなり的確で、普遍的なものだと思う。


ダンテの『神曲』は
生き方の手本帳と言えるのかもしれない。

だから読み物としてではなく、
心で読み進めていくべき書物だと思う。


わたしが今読みたい本、
ダンテの『神曲』。

2010/01/17

阪神淡路大震災、15年




震災から15年が経ちました。

わたしもやはり、
他の被災者と同じく
「忘れてはいけない」
と思います。

なぜ?

なぜ忘れてはいけないと思うのか。


私は東京に来て、
神戸の震災の認知度があまりにも低いことに
驚きました。
もちろん皆、大地震があったことは知っているけれど、
本当に「知っている」程度で、
いつだっけ?という感じです。
・・無理もないと思います。
今日は震災の日なのに、
朝のニュースで一度も震災のことが話題に上りませんでした。

そうそう、なぜ被災者は「忘れたくない、忘れてはいけない」と思うのか?
最新の疑問です。
アートパスの原動力にもなった想いですが、
なぜそう思うのか、不思議になってきました。

何を忘れて欲しくないのか?
と言われたら、
恐怖の揺れがあったこと
見慣れた命や家や人との関係が永遠ではないこと
たくさんの悲しみがあったこと
戦争も震災も地獄も皆同じ景色だということ
被災地で、多くの助け合いがあったこと
立ち直ろうという強い力で今の神戸があるということ
今でも傷を抱えている人がいるということ
地震は必ずまたくるということ
です。
たくさんあります。
何一つ忘れたくありません。


ううん・・・この気持ち、どうしてなんだろう。