2009/08/31
38日目、3部1幕かえし
2009/08/30
37日目、2部2幕かえし
2009/08/29
36日目、2部1幕かえし
2009/08/28
35日目、1部かえし
終わりがあるということに
2009/08/27
8月最後の休日です
2009/08/26
34日目、いよいよ
2009/08/25
33日目、男の友情
2009/08/24
32日目、解釈の自由
2009/08/23
31日目、よい演出家とは
2009/08/22
30日目、終わりに近付く
2009/08/21
29日目、ああ考えてない私
2009/08/20
28日目、スクエア
2009/08/17
26日目、私の心の流れ(前半)
2009/08/16
25日目、さすが&さすが
2009/08/15
24日目、一丸となって
2009/08/14
23日目、2つのシーン
22日目、読み立ちのバランス
新しいシーンに進む時にも
急に立ちではなく
読み合わせを1・2回やりました。
読み合わせを挟むと、少し稽古が失速します。
最近は
読みをせずにいきなり立ち稽古、
ということがざらにありました。
しかし今日は丁寧に読みを挟んでいきました。
そんなこんなで2冊目も、(読みですが)最後までいきました。
稽古が始まって1ヶ月です。
写真はありませんが、朝、稽古用の絵が完成しました。
背景を少し足して、肌を全体的に白く塗りました。
そしてついに、舞台上に我が子(絵のことです)が登場しました。
恥ずかしいような複雑な気分でしたが、
激しい非難などが無かったのでとてもホッとしました。
本当に、ホッとしました。
家に帰ってアイス食べて爆睡してしまいました。
稽古場での緊張と、絵を描く時の肩身の狭さ
また、近頃やたらと心をむしばむ孤独感にけっこう疲れていたみたいです。
こんなことで疲れるなんて!
昔より打たれ弱くなっています。
なにはともあれ。
『ビデにまたがる女』の絵も頼まれたので
間接的に「私でいいんだ!」と察し、元気快復です。
2009/08/12
休み
上野にある国立西洋美術館に行きました。
あんなに美術館を楽しんだのは初めてだと思います。
絵を描くって、似せることだけじゃない。
作家の存在が見えてくるものほど生き生きしていて面白いと思いました。
正直、絵っていまいち理解できませんでした。
劇場は好きだけど、美術館の楽しみ方はよく分りませんでした。
でも、自分で一生懸命絵を描く経験をしたおかげで、
なんだか絵画を楽しめるようになったみたいです。
特に、筆のタッチに興味がわきます。
画家が何を表現しようとしたのかがタッチからうかがえる気がします。
明日の朝、心を弾ませて筆を握ることが出来そうです!
2009/08/10
21日目、10分演出家スピーチ
昨日もブログに書いた、演出家を悩ませるシーンのことです。
普段は、なるべく削りなるべくシンプルに
役者の演技で勝負する蜷川さんですが、
このシーンについては凝った仕掛けを発案します。
稽古場内でも2・3人しか知っている人がいないような絵画です。
舞台上の人物とダブらせ、その上
「本当はこの人達は違う場所にいます」ということは、
聴覚だけではとうてい伝えきれない、という演出家の判断です。
「このシーンは生意気なの。苛立つ!」
「このト書きは出来ない」
しかし、必ず最後に付け加えます。
「僕は作家を尊敬している」
明日は休みです。
美術館にでも行って、絵の表現を見て来ようかと思っています。
2009/08/09
20日目、演出家キラキラ
2009/08/08
19日目、切り上げる
稽古場の空気を読むことも演出家の仕事です。
今日は役者待機席がちらほら空いていました。
蜷川さんは稽古場全体の空気を感じて、
「みんなそろそろ疲れてきちゃったかな?」
と、稽古前に。
そしてなんと!本日の稽古を3時間で切り上げたのです!
「みんな飽和状態でぼーっとしてるから
役者さんは台詞覚えたり、
スタッフさんも休むなり何なりしてね」
たしかにここ2日間、6時間くらいの長い稽古が続いたので
疲れが隠せなくなってきたのかもしれません。
6時間といっても
役者もスタッフも1・2時間早く来て、
稽古が終ってもそうすぐに帰ることはありません。
スタッフさんなんて、毎日9時10時まで残って作業してるそうです!
そう考えると、
稽古場の滞在時間はかなり長いのです。
私の劇団では、みんなの都合を聞き、
より多くの役者さんが参加出来る日時を割り出して、
予定表を作ります。
そして休みの日をねらってバイトや用事を入れるわけです。
コースト・オブ・ユートピアの稽古が始まる前に「あれ?」と思っていました。
予定表がないからです。
(顔合わせの日、舞台稽古に入る日、などの
大まかな予定が書かれている用紙はありましたが、
後は全部空欄になっていました)
テレビや雑誌でも活躍するような役者さんばかりだから、
さぞかし綿密な、分単位の予定表が組まれているのであろうと
思っていたのですが・・・。
逆です。
次の日の予定は、稽古終わりに決定します。
稽古場には、大きな模造紙に手書きで書かれた予定表があります。
そこに次の日の集合時間を書き込んでいくのです。
ということは・・・
役者さんは「2ヶ月まるまる」
この演劇に予定を空けておかなくちゃなりません!
おそらく他の仕事もされていると思うのですが、
これは、私たちにはありえないことですね。
私たちだったら「バイトしないと生活費が!」ってわけです。
この格差。
また、稽古場が固定であるということがかなりの強みです。
小さい劇団は自分達のアトリエを持っていないことが多いので
公民館などの格安な場所を必死で探して、
いち早く予約して場所をおさえておく必要があります。
公民館の空き具合によって稽古日程が左右されることがざらにあります。
(稽古したい時期はいつも大学が閉まっています。怒)
ということで、早く日程を割り出さないと
町のお琴教室に先を越されるのです!
この格差。
この格差
格差・・・
私たちに、というか私に、
勝ち目はあるのでしょうか。
描きました
水野さんの顔をはめ込んで描いてみました
が・・・
あまりにも水野さんに似ていなくて
悲しい気持ちになりました。
しかも1枚目、明らかに仲間由紀恵さんっぽくないですか?
明日の稽古もありますので、もう寝ます。