家から見える未完成のスカイツリー
一昨日、バイト中に
同じバイトの男の人の話題が上がりました。
「彼は好青年だ」ってある板前さんが言ってて、
まあ私も好青年だとは思ったのですが、
なんだかその男の人がいつも笑顔すぎることがひっかかって、
「いや、きっと私たちのこと豆くらいにしか思ってないですよ」
と言いました。
すると板前さんが
「そう思ってるのは自分でしょ」
・・・と。
そして昨日、ゼミの発表にて。
わたしの番。
ロラン・バルトの『表徴の帝国』。
「バルトは日本人のことを滑稽に思っている」
と発言したら、
先生が
「いや、そう思ってるのは自分でしょ」
・・・と。
文章中にバルトは一言も「滑稽」だとは述べてないから、
日本人を「滑稽」だというのはわたし自身の意見である、と。
わたしはあらゆるものに自分を投影し過ぎているのでしょうか。
自分じゃない人や物の考えていることを
想像するんだ
感情移入するんだ
と言いながら、
結局自分に囚われて
自分の意見をその人や物になすりつけているなんて。。。
ああ、
きっとわたしは、
自分の考えが絶対的だとでも思ってるんじゃなかろうか。
おそろしや。
このままいくと、パンダとか毛虫にまで
わたしの投影癖が。
みんな、
わたしを投影される前に、
わたしから逃げて下さい。