2009/08/05

16日目、キャラクター


今日の稽古では、
池内博之さんのベリンスキーや
別所哲也さんのツルゲーネフの
キャラクターの確立について、
かなり具体的な細かい指摘がありました。

台詞の間違いを正すためのダメ出しではなく
「あ〜いるいる、こういう人!」
とか
「あ〜、こういった微妙な気まずさってよくあるよね」
とか、どこかで見た・感じたことのある性格や空気感を思い出しながら
稽古を見学していたので、
とても熱中して面白いものでした。


そして蜷川さんは、稽古のお終いに
男性インテリ集団を舞台に大集合させ、
「キャラ付け」について話されました。

・インテリゲンツィア達は全員、基本的に「知的である」

・しかしいろいろな登場人物の中にもそれぞれ個性がある

・その個々のキャラクターを、
 稽古を何度も繰り返すあいだに発見し、深めていく
 キャラが被らないように注意しながら、
 いろいろ怖がらずに挑戦してみること

・具体的に
 台詞の行間を読む(「―――」や「・・・」には性格が出る)
 ゲルツィンの回想録を読んで参考にする
 などの取り組みをするとよい

・キャラクターを出していくことは、
 この劇の説得力を上げることにもつながる
 (ウン、ゲオルクはこんな奴だけど魅力ある人間だから、
  ナタリーが惚れるのも無理ないな、など)


キャラ付けでいろいろ遊べる段階にくると、
役者の楽しみも増すと思います。
9時間の超大作、
観客も役者も没頭して時を楽しむためには
個々のキャラの違いがはっきりしていることが重要です。


蜷川さんは今日たっぷりと丁寧に、このことを話されました。
明日以降の役者の挑戦やいかに・・!!?

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