2009/08/10

21日目、10分演出家スピーチ

「文学者の傲慢に付き合うつもりはない」

昨日もブログに書いた、演出家を悩ませるシーンのことです。

普段は、なるべく削りなるべくシンプルに
役者の演技で勝負する蜷川さんですが、
このシーンについては凝った仕掛けを発案します。


稽古場内でも2・3人しか知っている人がいないような絵画です。
舞台上の人物とダブらせ、その上
「本当はこの人達は違う場所にいます」ということは、
聴覚だけではとうてい伝えきれない、という演出家の判断です。

「このシーンは生意気なの。苛立つ!」
「このト書きは出来ない」

しかし、必ず最後に付け加えます。
「僕は作家を尊敬している」

明日は休みです。
美術館にでも行って、絵の表現を見て来ようかと思っています。

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