2009/08/26

34日目、いよいよ


肖像画はついに完成だ!もうこれ以上描けない!
と思ったら・・
髪色変更です。あらあら。


いよいよラストシーンの演出も終わり、
次の稽古は1部の始めからになります。
これから舞台稽古までの約1週間、
演出家はどのようなことをしていくのでしょうか。

演出家が今後1週間でやっていくであろうことを、私なりに考えてみます。
【各キャラクターの確立】
  特に話を進めていく主要なキャラクターについて。
  また、哲学者らにより性格の違いを作る事によって、
  9時間という長丁場に耐えうるため
  作品に強度と人間味を加えていくことでしょう。
【観せたいものが優先順位通りに表れているかの確認】
  演出家的こだわりの追求。
【新解釈の導入】
  稽古が始まってから、もう1ヶ月以上経ちます。
  後半の演出をやるうちに新たに気付いたことや、
  戯曲の読み込みによる新解釈が、あるはずです。



上記とは関係なく、ものすごく個人的な感想をいいますと・・・
私は、石丸さん演じるオガリョーフが大好きです。
悩みつつも、すべての現実を受け入れようとする寛容さ。
皆を包み込む温かさ。
万人を愛します。
友人の失敗も許します。
傷ついた人をそっとフォローします。
オガリョーフは妻を次々と寝取られ、
とても可哀想な役なのですが。
石丸さんが舞台上で見せる笑顔から、
辛いことがあってもめげない
オガリョーフの力強さが伝わってきます。
もう、本当に大好きなのです。
こうなったらオガリョーフが好きなのか
石丸さんという役者が好きなのか
わからないくらいです。
しかし、ここで問題が。
オガリョーフが登場すると、
彼に過剰に気持ちを動かされてしまうのです。
可哀想で可哀想で・・
「あ、もう、このやろーナターシャ!」
といった感じです。
私が演出家だったら、
演出家の特権を使って
オガリョーフを擁護してしまいそうです。

また、別所さん演じるツルゲーネフも
とても良い役だと思います。
こちらには恋はしていませんが。
私としては
「こうみえても、いじられ役」
という感じが今より出たらいいなと思います。
身長が高くて顔が良く、
詩的でかっこいいツルゲーネフ。
しかしひょうきんな一面があり、
友人にいつまでも叶わなかった恋のことを言われ続ける。
ツルゲーネフは人に害を与えない、愛されキャラです。
きっと、田舎の血が流れていて、
のんびりとした時間を持っているのだと思います。

私はこの戯曲が好きです。
この戯曲に登場する人間が好きだからです。


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