↓描きました
演出見学のつもりが、思わぬところでスタッフ部屋入り。
これは稽古で使う用のニセ油画です。
あと2日後くらいにこの絵が必要になるシーンに入るので、
超特急です。
必死で描くので、どうか、水野さんに似ていってください!

若手俳優へのアドバイスは
自分に置き換えて聞いています。
もちろん演出家志望として
ダメ出しをするタイミングや内容が
大いに勉強になっています。
また一方で、
自分が今後役者をする時のために
忘れずに覚えておきたいコツがたくさんあります。
なかでも覚えておきたいのは、
「役の言動に、自分の日常を当てはめる」ことです。
人と人との間で絶えず発生する「気まずさ」や
「苛立つ気持ちを抑える」ことは、
誰しもが今まで何度も経験してきたことです。
よっぽど特殊なものを除いて、
普段日常で起こりうる人間のあらゆること・またはその誇張の連続を
舞台上で役者が演じることが、演劇だと思います。
しかし、いざ役者をやっていると
ついつい頭でっかちになり
あれこれ考えなくてもよいことばかり難しく考え、
結局この「日常のあるある」を忘れて演技してしまうのです。
・・まあこれは私の場合だとは思いますが・・
どっちにしろ、
「あ、こういう空気感あじわったことあるな」
「あの時のシチュエーションと一緒だ」
と、自身に引き寄せて役の言動を理解できれば、
あとは再現すればいいだけ・・・です。
これがまた難しいところではありますが。
今日の稽古の後半は、
作家の無理難題に対する
演出家の戦いでした。
売られた喧嘩は買うしか無い!
マネの描いた『草上の朝食』と
舞台上の人物がダブり、
しかも同じ舞台上にいながら
2チームに別れていて、
2つの話が絡み合うように進んでいく・・
何ですかそれ!と無視したくなるト書きですが、
ここを舞台にしてみせるのが、演出家の腕の見せ所です。
「ほぼ即興で」の蜷川さんも、
このシーンに関しては
あらかじめ大まかな演出法を考えており、
稽古場全体にざざっと説明します。
その後の稽古場がシーンと静まった感じ・・。
演出法について、それぞれ立場によって思うことがあったのだと思います。
私はというと、
「そう来ましたか!ブラボー
ひゅーっ!さすが!
絶対面白くなる!
あ〜でも悔しいな。なんで私もそれを思いつかなかったんだろう。」
ってなことを思っていました。
スタッフさんにとってはなかなか難しいことで、
「さあどうしよう」と
考えているようでした。
経験上
考えてきた演出法を発表するのは楽しみであり、
一方で大変緊張する瞬間だと思います。
私から見て、
今日の演出法発表の時の蜷川さんは
キラキラしていました。
自信があったように思えます。
「これだ!」と思っていたのだと思います。
その演出家の見えている理想図をぜひとも実現させたい、
きっと素晴らしいはずだ!と、
見学でありながらも思いました。
これです。
「キラキラした演出家」
夢を持った人間には
人が付いていくのだ

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