2009/08/29

36日目、2部1幕かえし




藤井千秋さんの抒情画と、地獄絵です。
この2つの絵、
同じ人類が描いたと思えないです。


本番に向け、スタッフが続々と増えていきます。
新聞などの取材の方々も来ていたので、
稽古場はかなりの人数です。


今日は昨日よりも慎重な返しでした。
昨日1部を全て終えたのに対し、
今日は2部の1幕目のみです。
(その分、昨日より2時間半ほど早く終わりました)


本日はこのような内容でした。

◉オガリョーフ(石丸さん)の台詞の心理とその表し方
  親友の浮気を「おもしろい」と言うに至る、2つの想い
   蜷川さん的解釈)
   ・親友をかばう気持ち
   ・親友の妻の悩みを少しでも軽くしようという思いやり
  否定の意志を行動で表す(本の投げ方)
  重要な話題かそうでないかの優先順位を意識せよ

◉2部あたまのシーンの不明瞭な部分を解消
  このシーンで観客に感じ取って欲しいこと
  ・まだ職もない青年たちが田舎でくつろいでいる
   未熟ではあるが、キラリと光るものを持っている
   特にツルゲーネフは作家の素質が言葉からにじみ出ている
  ・なんとなく不揃いな、ずれているような不安定さ
   今後の波乱を示唆
  その為には
   ツルゲーネフ(別所さん)
   オガリョーフ(石丸さん)
  の現時点での特徴を明らかにする

◉子供がコマを回し、それを見つめる大人たちの心情
  新しく演出を加え、それぞれの想いがより明瞭に観客に伝わるようにする
  同時にナタリー(水野さん)とゲオルク(松尾さん)が
  今後親密な関係になるということを示す
  →演出家の戦略アリ。
   このシーンは過剰なくらい、親切に、観客へ丁寧に伝えます。
   「そうすると客が今後もディテールを見てくれるようになる」

◉昨日同様、ツルゲーネフ(別所さん)の性格形成
  →蜷川さんの中ではかなり出来上がってはいるものの
   実際、なかなかそれに到達しません。
   ダメ出しされた箇所はクリアしますが、
   カラダにはまだ染みついていない感じです。
   今後も課題になりそうです。

◉転換の手順確認

◉音響の変更


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